うしく音楽家協会のブログ

茨城県牛久市及び近隣在住の音楽家、舞台芸術家、及びサポートスタッフの団体です。

ソリスト紹介、その2

昨日に引き続きまして、
今年のMUSEオーケストラうしくのソリスト

今日は、
高橋尚子さん(ヴァイオリン)
森重まりなさん(ピアノ)
のお二人をご紹介します。

まずは、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番を弾く高橋尚子さん。

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高橋尚子(ヴァイオリン)

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歳よりヴァイオリンを始める。東京音楽大学卒業。第16回長江杯国際音楽コンクール第1位。第1FUGA国際音楽コンクール金賞及び準スープリーム賞。第22回日本クラシック音楽コンクール全国大会、第13回ブルクハルト国際音楽コンクール等に入選。在学中、大学より奨学金を得てドイツバイエルン州立青少年オーケストラに参加、ドイツ・イタリア各地の公演に出演。茨城の名手・名歌手たち第23回演奏会、第41茨城県新人演奏会出演。これまでに大津慶子、神原あおい、蓬田清重、清水高師、山口裕之の各氏に師事。


サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番を演奏なさいますね。

♪♪今回演奏するサン=サーンスのコンチェルトは、情熱的で美しい旋律がたくさん詰まっていて、大好きなコンチェルトの一つです。この素晴らしい作品をオーケストラと共演させて頂けるのは、本当に夢のようです。

ー本番にむけての想いをお願いします。
初めの頃の練習では、ソリストとしてオーケストラを引っ張っていくことの難しさを痛感しましたが、練習を重ねるごとにオーケストラの皆さんと息が合うようになり、一緒に曲をつくり上げていく楽しさを感じながら弾けるようになっていきました。本番では、自分らしい音色・表現で、この曲の魅力、そしてヴァイオリンの音色の魅力も、皆さんの心にお届けできたらなと思います。
当日まで残り僅かですが、最後まで全力で練習に取り組みたいと思います!


そして、プロコフィエフのピアノ協奏曲を演奏する森重まりなさん。
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森重まりな(ピアノ)

東京音楽大学卒業。同大学大学院卒業 。ギルドホール音楽院 Extramural課程修了。第5万里の長城杯国際音楽コンクール第1位。2010年ウィーン国立音大マスターコースコンクール第1位。 第39ピティナ全国決勝大会2台ピアノ上級部門 ベスト賞受賞。第32回愛知ピアノコンクール2台ピアノ部門金賞、中日新聞社賞を受賞。第40ピティナ全国決勝大会グランミューズDカテゴリー 第1位。第17回大阪国際音楽コンクール2台ピアノ部門 最高位。第4寝屋川市アルカスピアノコンクール2台ピアノ部門 グランプリ。これまでにピアノを加藤英子、榊原道子、佐藤展子、倉沢仁子、播本枝未子、小川典子Ronan O'Hora、デュオを藤井隆史、白水芳枝の各氏に師事。現在ピアノ講師、PianoDuo Dahliaとして活動中。


プロコフィエフの3番の協奏曲を演奏されますが。

♪♪今回選んだプロコフィエフのコンチェルトは私の中で1番思い入れのある曲です。大学院の修士試験、留学中初のコンチェルト、など大きな節目で演奏してきました。いつ弾いても新たな発見があり、その一方で難しい!とも思うのですが、やっぱり、大好きな曲だと実感します。
近代的な要素の中にまるで骨董品売場にタイムスリップしたような世界、大きな波、切ない歌、など様々な要素がちりばめられていて、とても素敵な曲です。当日お越しくださった皆様とこの世界観を共有できるよう、楽しんで演奏したいと思います。

―このコンサートに向けての想いをお聞かせください。

♪♪深谷先生率いるこのオーケストラと共演するのは私の長年の夢でした。高校生の時に恩師がコンチェルトを弾かれているのを、私はスタッフとして袖で聴いていました。
その時、いつか私も、と思った念願の夢を叶えるこの機会をいただき、本当に心から嬉しい気持ちでいっぱいです。先生方をはじめ、オーケストラの皆さん、今回スタッフをしてくださる演奏家の皆様、そんな大好きな皆さんと作れるステージ、この幸せな瞬間を噛み締め、今まで私に関わってくださった全ての方への感謝を込めて、演奏します。