うしく音楽家協会のブログ

茨城県牛久市及び近隣在住の音楽家、舞台芸術家、及びサポートスタッフの団体です。

ピアノフェスティバルの出演者を紹介その5、三浦和香

いよいよ明日にせまりました音楽家協会初の試み、ピアノフェスティバル。

昨日からホールにて熱く最終リハーサルが行われています。

 

この度、ご紹介したソリストたちは、協会外審査員を呼んでオーディションで選ばれました。そのソリストを紹介するシリーズの最後は、

ラヴェルの「水の戯れ」を演奏する三浦和香さんです。

4歳よりピアノを始める。ヤマハ音楽教室在籍中に、ジュニアオリジナルコンサートin北海道、テレビ朝日「オリジナルコンサート・私たちの創った音楽」公開録画に出演。第10回ショパン国際ピアノコンクールinASIA銀賞。茨城県芸術祭県民コンサート(Ⅰ)オーディション合格、本コンサート出演。第34回ピティナピアノコンペティショングランミューズA1カテゴリー東日本地区本選優秀賞。現在、音楽教室にて後進の指導にあたる。これまでにピアノを大門敬明、上仲典子、ソルフェージュ深谷裕子の各氏に師事。

 

三浦さんからもメッセージいただきました。

 

この度は2022ピアノフェスティバルに出演する機会をいただき、大変嬉しく思います。

ソロ以外にも、コンチェルト、2台・3台ピアノと、聴きどころ満載のプログラムで、私自身もコンサートを大変楽しみにしています。

今回私はラヴェル作曲「水の戯れ」を演奏いたします。

水の流れの変化、煌めき、色彩に満ちた魅力あふれるこの作品を、ピアノフェスティバルという大きな舞台で演奏できる喜びを感じながら、一音一音を大切に聴きに来てくださる方々の心へお届けしたいと思います。

 

ピアノフェスティバルは明日、9月25日に開催されます。

三浦さんの鮮烈なラヴェルを聴きに、どうぞご来場ください。

台風の影響がたいしたことになりませんように。

 

 

ピアノフェスティバルの出演者を紹介、その4、森重まりな

開催まであとわずか、9月25日のピアノフェスティバルの出演者紹介、

今回は、ピアノソロの奏者から、

シューマンの「ピアノソナタ 第3番 へ短調 op.14 第1楽章」を演奏する

森重まりなさんを紹介します。

東京音楽大学学部器楽専攻(ピアノ)卒業、同大学大学院音楽研究科器楽専攻鍵盤楽器研究領域(ピアノ)修士課程修了。ギルドホール音楽院 Extramural課程修了。 第5回万里の長城杯国際音楽コンクール第1位。2010年ウィーン国立音大マスターコースコンクール第1位。東京国際芸術協会管弦楽団、うしく音楽家協会MUSEオーケストラとプロコフィエフ:ピアノ協奏曲3番を共演。 本間翔子とPiano Duo Dahliaを結成し、第32回愛知ピアノコンクール2台ピアノ部門金賞、中日新聞社賞、リリオ賞を受賞。第39回ピティナ全国決勝大会にて2台ピアノ上級部門ベスト賞受賞。ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会グランミューズDカテゴリー 第1位。大阪国際コンクール2台ピアノ部門最高位。寝屋川市アルカスピアノコンクール2台ピアノグランプリ部門、グランプリ、寝屋川市長賞を受賞。 これまでに加藤英子、榊原道子、佐藤展子、倉沢仁子、播本枝未子、小川典子、Ronan O'Horaの各氏に師事。デュオを藤井隆史、白水芳枝の各氏に師事。 現在、ソロ、デュオで演奏活動を行う他、森重まりなPiano教室で後進の指導にあたり、様々なコンクールで優勝者を選出。2020年、ブルグミュラーコンクールにおいて、ブルグミュラー ・レッスン賞を受賞。

 

森重さんからのメッセージです。

 

今回ピアノフェスティバルにソロで出演させていただけることとなり、大変嬉しく思います。

シューマンソナタ3番の1楽章を演奏させていただきますが、私自身シューマンを弾くのは初めての機会になります。

最初は掴みどころがなく、難しいと思っておりましたが、弾けば弾くほど、味わい深く、色々な景色が見えてきて楽しくなってきました。

将来妻となるクララとの結婚が、中々認められない葛藤、クララへの愛、切なさ、情熱、シューマンの心そのものを描いたこの曲を、私なりの解釈で、皆様にお届けしたいと思います。

ご都合よろしい方は是非お越しくださいませ。

 

ピアノフェスティバルは9月25日(日)、牛久市中央生涯学習センター文化ホールにて、15:30開演です。

いつもキラキラの森重さんのシューマン、お聴きのがしなく。ご来場お待ちしております。

 

ピアノフェスティバルの出演者を紹介その3、有馬由希子

9月25日開催の、ピアノフェスティバルの出演者を紹介するシリーズ、

 

今回は、コンチェルトソリスト3人目、

ベートーヴェンの「ピアノコンチェルト第5番 変ホ長調 op.73 第一楽章」を演奏する

有馬由希子さんご紹介します。

 

東京音楽大学卒業後、渡独。ドイツカールスルーエ国立音楽大学大学院を最優秀の成績で修了。同大学大学院博士課程を最優秀の成績で修了。在学中バーデン文化財団より奨学金取得。ドイツ国演奏家資格取得。第5回KONZERTEUM国際ピアノコンクール第3位併せてベストDebussy賞受賞(ギリシャ)第23回LE MUSE国際ピアノコンクール第3位受賞併せてスペシャDebussy賞受賞(イタリア)第1回MUSICARIA国際ピアノコンクール第3位受賞(ギリシャカールスルーエ国立音楽大学コンクールピアノ部門第1位受賞。カールスルーエ音楽大学交換留学生としてブラジルでソロリサイタル開催。バーデンバーデン交響楽団とサン・サーンスピアノ協奏曲第2番を共演。ドイツ留学から帰国後、つくば市において帰国リサイタル開催。以降毎年ソロリサイタル開催。2008年東京カワイ表参道でソロリサイタル開催。全日本クラシック音楽コンクール審査員。現在聖徳大学講師。

 

コンサートへ向けて有馬さんからのメッセージです。 

 

この曲は私がピアノ協奏曲の中で一番好きな曲です。

ドイツ留学時に、卒業試験でピアノ協奏曲を弾く試験があってこの曲を選びました。

ドイツでいろいろな先生からレッスンを受けられたこと、友人が伴奏してくれてたくさん練習したこと、ハイデルベルクの大学オケとも一緒に練習する機会が得られたこと、この曲は好きでもあるし、大切な思い出がたくさんある曲でもあります。

今回、このような機会に恵まれて、一流の素晴らしい演奏家の方々と共演させていただけることになりました。

コロナ禍でまだまだ大変なことは多い日々ですが、演奏会が開催できる幸せと感謝を忘れないで演奏に臨みたいと思います。

私だけではなく素晴らしい演目ばかりのプログラムです。

是非ご来場頂けましたら嬉しく思います。

 

台風一過、天候も感染者数も収まってきました。

ピアノフェスティバルは9月25日、牛久市生涯学習センター文化ホールにて。

今回のソリスト随一のベテラン、有馬由希子さんのベートーヴェンを聴きにぜひいらっしゃって下さい。

 

 

 

ピアノフェスティバルの出演者を紹介その2,戸川哲郎

9月25日のピアノフェスティバルの出演者を紹介するこのシリーズ、

2日目は、コンチェルトのソリスト2人目、

ショパン「ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 op.21 第一楽章」を演奏する

戸川哲郎さんです。

 

東京音楽大学卒業、同大学院研究科修了後渡欧。ポーランド国立ショパン音楽アカデミーにて4年間学ぶ。 茨城県芸術祭に於いて奨励賞、ブレスト国際ピアノコンクール第4位、長江杯国際ピアノコンクール優秀賞等受賞。 これまでに和声を小山順子、ピアノを上仲典子、御邊典一、川上昌裕、豊田あい子、長島圭太、 故中村紘子J.Romaniuk、S.Ramiro の各氏に師事。現在は演奏活動をしながら後進の指導に当たる。

 

戸川さんからもメッセージが届いております。

 

今回このような機会を頂き、感謝申し上げます。大好きな仲間たちと音楽を作れることがとても嬉しいです。今回演奏させて頂くショパンの協奏曲第2番は、私が小学1年生の頃から大好きでいつも聴いていた曲です。音の一つ一つに想いを乗せて弾けたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。

 

ピアノコンチェルトは弦楽五重奏とともにお楽しみいただけます。

楽家協会一のロマンチスト、戸川さんの奏でるショパンを聴きに、

9月25日はどうぞ牛久市生涯学習センター、文化ホールまでお越しください。

お待ちしております。

 

ピアノフェスティバル、出演者を紹介します。神山真理

9月25日(日)に開催されるピアノフェスティバル、

たくさんのピアニストが出演します。

その中でまず、コンチェルトのソリストをご紹介します。

 

まず、1人目、

モーツァルトの「ピアノ協奏曲第20番、ニ短調 KV466 第一楽章」を演奏する、

神山真理さんをご紹介します。

守谷市出身。茨城県立取手松陽高等学校音楽科を経て、東京音楽大学ピアノ科を卒業し、同大学大学院科目等履修を修了。在学中に選抜学内演奏会に複数回出演。イタリアにてペルージャ音楽祭に参加。第29回茨城県新人演奏会にて奨励賞受賞。第40回茨城県新人演奏会記念コンサートに出演。エレーナリヒテルコンクール入選。奨学金を受給しウィーン国立音楽大学講習会に参加。ディプロマ取得。ゲイリー・グラフマン、ジョージ・ケルン、アヴォ・クユムジャンのマスタークラス受講。これまでに、長谷見順子にソルフェージュ、ピアノ、上仲典子、外山準、川上昌裕、倉沢仁子、斎藤龍にピアノを師事。

 

神山さんから今回のコンサートに向けてのメッセージです。

 

ピアノフェスティバルというタイトルのインパクトは、ピアノを演奏している人からしたら、とても強いものだと思います。もちろんピアノが好き、音楽な好きな人も。

そのタイトルを見ただけで私はワクワクしました。

そんな演奏会に私も奏者として参加出来ることがとても嬉しく、楽しみです。

今回私が演奏する曲はモーツァルトのピアノ協奏曲20番 第1楽章です。

モーツァルトは、明るく軽く転がるようなイメージの曲が多い中、この曲は人間味のある悲痛な音や激しさや悲しさで溢れている曲です。

 

自分の人生を振り返ると、楽しいことだけではなく、色々な感情に揉まれながら、ここまで来たなと感じます。

そう感じるのは、長年生きてきた方であれば、私だけでは無いはず。

モーツァルトの華やかでキラキラな曲の裏側にある、暗く、激しく、やるせない

そんな、人間なら心の奥底で誰しも持っている感情を、聞いている方が思い描けるような演奏がしたいです。

 

ピアノフェスティバルは、9月25日(日)、牛久市生涯センター・文化ホールにて、15:30開演です。

ぜひ、神山真理さんのモーツァルト、聴きに来て下さい。

ピアノコンチェルト、会場リハが行われました

9月2日(金)

一回目の会場リハです。

今日は、ソロを弾くお二人のリハと、

コンチェルトを弾くお三人と弦楽五重奏との初合わせが行われました。

 

 

最近、室内楽伴奏版のコンチェルトは結構いろいろなところで演奏されますが、

これで一番難しいのは、人の配置です。

ホールの大きさも考えて、今回はピアニストを挟む形にしましたが、

そうするにしても、三者三様、曲も違えば、個性も全く違う。

弦楽五重奏がどこに配置されるか、何回も何回も微調整します。

 

 

舞台監督と舞台スタッフが試行錯誤を重ね、調整します。

 

たくさんの人のエネルギーがつまったピアノフェスティバル、

9月25日(日)、15:30開演です。

 

 

 

 

 

新企画!ピアノフェスティバルのお知らせ

ひときわ暑い夏が終わりを告げようとしています。

 

さて、ここ数年はできませんでしたが、例年9月はうしく音楽家協会最大のイベント、MUSEコンサートの季節、

 

…なのですが、今年は2月にMUSEコンサートが開催できたので、

今年の9月は、ピアノにフォーカスした

「2022 ピアノフェスティバル」です。

ピアノ…日本で最もポピュラーなこの楽器、

当然のことながら、当音楽家協会もピアノの会員が一番多いです。

その豊富な人材を眠らせておくのはもったいない!と、ピアニストの会長が企画したのがこのコンサートです。

 

ピアノフェスティバルは、

9月25日(日)15:30~

牛久市生涯学習センター・文化ホールにて。

 

ピアノの魅力を目いっぱいお伝えします。